2台のRaspberry Piで自宅と屋外の温度をモニタリングした結果
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↑B


2015.12.23

2台のRaspberry Piで自宅と屋外の温度をモニタリングした結果

昨日から今日にかけての30時間ぐらいの変化です。グラフの下半分が温度、上半分が湿度です。


温度に関して

  • 最近の外気温は最低温度は4〜5℃って感じ。昼間の気温が24度まで上昇していますが、急激に変動するタイミングがあるので直射日光の影響を受けているかも。こういうのは日蔭に設置する必要があるね。
  • リビング(A)とリビングにつながるルーフテラスに続く階段踊り場(B)の温度が興味深いです。深夜は2つはほぼ同じ温度になってます。暖房をつけると(A)の温度が速やかに上昇、設定温度である23℃〜24℃に上がります。4度上げるのに1時間程度、(B)の温度はそれにつれられてゆっくり上昇しますが(A)と同じ温度にはなりません。屋外に囲まれたスペースですので周囲に熱が逃げているせいと思われます。ルーフテラスに続く階段にスクリーンなどを貼るとリビングの保温性が上がるかも。
  • 深夜に暖房を切り、人がいなくなると(A)の温度は速やかに(B)と同じ温度(21度程度)に下がります。その後、朝までに17度程度まで低下、外気温が5度なのを考えると悪くない断熱性能かと。
  • 水槽の温度は設定温度である23℃に維持されています。
湿度に関して
センサーは相対湿度(%)で出力するのですが、温度変化に伴い動きが大きすぎてよく分からないので、絶対湿度(g/m^3)に変換しています。変換式はこれより
絶対湿度(g/m^3) = 相対湿度(%)/100*(0.00794)*EXP(-6096.9385/(温度(℃)+273.15)+21.2409642-(0.02711193)*(温度(℃)+273.15)+(0.00001673952)*(温度(℃)+273.15)^2+2.433502*LN(T))/(1+0.00366*(温度(℃))
.湿度は1メートル四方の空気あたり水分量8〜12グラムの範囲で変化。
  • リビング(A)の湿度は常にルーフテラスへの階段(B)の湿度より高め、特に暖房をONにすると湿度が温度上昇に伴い湿度も上昇するようですが速やかすぎるので変換式の限界かも。料理をした場合も上昇。(B)の湿度も合わせて速やかに上昇しています。
  • 洗濯物を干した場合はルーフテラスの湿度が一時的(6時間ぐらい)にリビングの湿度を上回っています。
家をIT化していく妄想
  • 外気温と室内気温の差により自動で換気装置制御
  • この温度データを元に連絡が来るようにセットすれば火災報知器はいらないね。水槽の異常を知らせるシステムの構築
その他
  • 昨日、ツマがエアコン設定温度を一度上げたのがよく分かる。よし省エネ指導だ
  • 風呂場の換気扇からの排気をダクトでルーフテラスに回せば、真冬でも温度を維持出来る植物栽培スペースが作れる予感。

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■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!=4
001 [12.25 03:15]うぃ★52:1階の温度を調べて2階と比べるとまた違いが分かっておもしろいですよ。ふぇちゅいんさんの様な2階リビングの家は夏クソ暑く冬は暖かい家なので、冬はかなり快適なはずです。 (1)

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