デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でPC用12cmファンを使ってエアコン室外機用6cmダクトから空気を送り出すためのアダプターを作製
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↑B


2017.01.31

デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でPC用12cmファンを使ってエアコン室外機用6cmダクトから空気を送り出すためのアダプターを作製



現在、エアコン室外機用のダクトから室内の暖かい空気を送り出して保温するプチ温室を作っています。

空気はPC用の12cmファンを使って、6cm直径のエアコン室外機用ダクトから送り出しますが、12cmファンで生じた空気を少しでも効率良くダクトに送り出すためのアダプターを作製しました。
↓デザインはAutodeskの123D Designです。直方体から円錐の部分を引くだけです。壁にぺったり付ける部分は、ダクトのフチが盛り上がっているので少し凹ませています。



3Dグレコで印刷しようとして気がついたのですが、このオブジェクトは大きすぎて印刷出来ないことが分かりました。orz。3Dグレコは直径16cmの円柱状の印刷可能範囲を持っていますが、今回のオブジェクトは12cmの直方体。計算すると対角線が17cmあるんですよねぇ。デルタ型の3Dプリンターの印刷可能範囲はXY方向はかなり狭くて苦手なのかも。仕方ないので作製したオブジェクトを直方体との差分などを使って、ぴったり4分の1サイズにすることにしました。


印刷完了。これを4つ作ります。


↓強度も見た目もこだわりないので適当にボンドで接着します。


↓12cmファンもボンドで付けました。フィラメントをケチって中は10%infillでスカスカなのでネジよりボンドが良いかなと。



完成。

なんか3DプリンターのACアダプターが壊れてきたっぽい気がします。印刷中に瞬間停電が起きたっぽい感じで止まっていたことが1回、印刷終了後にディスプレイがバグっていたことが2回ありました。う〜ん、ショボいなぁ。

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デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でうまく印刷するためのTIPS

(1)印刷するためのコード「.gcode」ファイルはフリーソフトCuraで落ちているデータ「.stl」から作れる。
(2)Curaの設定でスタートアップコードにステージの高さをキャリブレーションするためのG29コードを追加する。
(3)ヒートベッドが搭載されていないのでABSは印刷しにくい、PLAの方が綺麗にゆがみなく出力可能。
(3)ABS樹脂でもPLA樹脂でも、ステージには「消え色ピット」をまんべんなく塗り、乾かして使用する。ゴミが溜まってきたらステージを取り外し、水につけると綺麗に取り除ける。マスキングテープをはり、その上に「消え色ピット」を塗るとステージを外して掃除する手間が省ける。
(4)ヘッドが変な動きをしたらモーターとベルトをつなぐイモネジがゆるんでいる可能性があるので締める。
(5)Initial Heightを0.2mmにするとしっかりステージに印刷するオブジェクトが固定される。
(6)印刷前にgcodeファイルをRepetier-Hostなどで確認すると良い、ポイントはきちんとステージに設置しているか、Brimは十分かなど。
ありとあらゆるノウハウがあるのでこのページに書かれている事を最初から最後まで熟読すると良い。



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