[2003年10月03日 20:24]
トルコキキョウ

会社の給湯室にあった花。
ベルのような形で、花びらは先端だけ紫に色が着いている。
かわいい花だなぁと思い、事務のKさんに名前を聞いてみた。

トルコキキョウ

名前は聞いたことがあった。


最近、草や木に目がいく。
小さいながらも、我が家の庭をどう作るか、悩んでいるからだ。

今年は天候に恵まれず、外構が遅れたため、まだ庭は土しかない。
庭木は頼んでいないため、放っておけばそのままである。

いままで園芸やガーデニングには縁がなかったが、本屋で関連雑誌を読むにつれ、俄然、やる気になってしまった。

とはいえ、いきなり本のようには上手くいかないだろうし、予算も限りがあるので、今は将来のイメージを膨らませているにすぎない。

でもまあ、花や緑というのは以外と適当に並べるだけでも、いいものなんだなぁと言うのが、本や近所を見て歩いた感想なのだが。(甘いかな?)

庭にはデッキを作りたいとも思ったが、同じ分譲の2件がすでに設置してしまったのと、
娘が遊ぶスペースがなくなるということで、かみさんに却下された。

私としても、人の真似と言われるのは嫌なので、違ったテーマを模索中である。
(古い洋館風もいいかなぁとか、アーチを置こうかなぁとかね。)

今が一番、楽しい時期だと思うので、目一杯、楽しんでいる。

いずれは草むしりや害虫に悩まされるんだろうから。


> おと さん、なみ さん
お祝いの言葉、ありがとうございました!

[2003年10月08日 07:10]
タオル掛けその1

トイレは2つある。1Fと2Fに一つずつ。

1Fはウォシュレット付き、2Fはウォームレット付きだった。
至れり尽くせりだなぁと思ったらタオル掛けがなかった。
家具や調度品は住人の好みで付けるもののようだ。

引っ越しの翌日、早速、買いに行ったのだが、これがいいものがない。
かみさんも私もイメージは共通していて、シンプルで安っぽくない、ステンレスの輪っかが付いているようなタイプがほしかった。

ところが、ホームセンターに行くと、白いプラスチックのものがほとんどで、
そのほとんどが吸盤式であった。
壁がタイルなら、がまんしてできるだけ見栄えのいいものを選んでいたかもしれないが、
壁紙なので吸盤は付けられず、残りからは選ぶ余地がない。

こんなとき、我が家では、多少不便でも、いいものが見つかるまで待つ。

それを実家に話したところ、「うちのトイレで使っていないのが、そんなやつだよ」
と言うので、外してもらえることになった。
タダで手に入るとは運がいいと待っていたのだが、期待は外れた。
物はたしかに合っていたのだ。
しかし、「錆びていたから」と、父が気を利かせてカー用スプレーで塗装をしてきてしまった。
シルバーには違いないが、光沢はなく、ラメラメな感じ。塗りムラもある。
申しわけないが、使うのは諦めた。

そんな話を会社の同僚と話していたら、またまた「うちに余ってるのがあるよ」と先輩のIさん。
ツキには見放されていなかったらしい。

このIさんは実に不思議な人で、あらゆる業界に友達がいると言っても
過言ではないくらい、顔が広い。
今回も、TOTOの代理店の友人からもらったものだという。
好意はありがたくうけることにして、持ってきてもらった。

写真がそれである。
「そうそう、コレコレ!」と声を上げたくなる。
話では、付け根は陶器と言うことだったが、記憶違いで、プラスチックだった。
しかし、今までのことを考えれば、十分、満足のいくものであった。

(その2へ続く…)

[2003年10月08日 21:28]
タオル掛けその2

さて、トイレはもう一つある。

ここまできたら、やはり、同じ雰囲気でそろえたい。

そんな折、たまたま、仕事で使う材料を買いに東急ハンズへ出かけたので、バス・トイレコーナーを覗いてみた。
手近な棚にぶら下がっているのは、ホームセンターで見たものと大差なし。
「東急ハンズでもこんなものか」と振り向くと、壁にディスプレイされているのが目に入った。

「こ、これは…!」
金属製のリング、根元には上品な柄の入った陶器。
想像以上に素敵なものだった。
「さすが東急ハンズ」と、さっきとは180度反対の態度になる。
思わず、手が伸びた、そのとき、一瞬にして凍りつかせる物が目に入る。

「タオル掛け 4800円」

さすがに、たかだかトイレに5000円の投資はできない。

「やはり東急ハンズ。高い。」と諦めかけたとき、天から呼ぶ声がした。
見上げると、そこにはもう一つのタオル掛けが!

メタルのリングに、根元は陶器風。
そして値段は…1200円!

まさに運命の出会い。待っていたよ、私のお姫様(?)。

迷わず買って帰りました。
で、写真のものがソレ。

ここで終われば、めでたしめでたし、なのだが、最後にオチがついた。
リングは実は、プラスチックにメッキをしたもので、付け根も陶器ではなくホーロー風の塗装だった。
世の中、なかなか100点満点とは行かないものである。

総合評価
★★★★☆


[2003年10月10日 06:32]
室外機カバー

人と人の出会いを“縁”と言うが、物との出会いにも“縁”がある。
だからこそ、この日記を続けられるわけだが。

エアコンの室外機カバーである。
先日も書いたとおり、ガーデニングに興味をもち始めた私は、庭の雰囲気を壊す室外機が気になり出した。
どのガーデニング本にも、木製のラティス風のカバーで隠すことを進めており、
ホームセンターなどでもよく見かけるようになった。

ところで、庭作りのイメージはアンティークな洋風に、ほぼ固まった。
そこで、近々、取りつける門扉も、鋳物で曲線の美しいものにし、
庭に置くグッズも黒や青銅色の金属を基本にすることにした。

しかし、通常、目にする室外機カバーは、先のとおり、木製であり、私もそういうイメージで固まっていた。
「せめて、アンティーク調の飾りでも付いているといいのだけど」
程度の期待でホームセンターへと車を走らせた。

ドイト春日部店に着く。
高校生の頃、学校帰りや土日に来ては、用もないのにブラブラと歩き回り、
見たこともない工具や材料に目を輝かせていた懐かしい店だが、
数年前に大改装してガーデニング エリアが拡大している。

秋晴れのDIY日和のため、午前中にも関わらず、駐車場はほぼ満車だ。
室外機カバーはすぐに見つかった。3000〜5000円くらいで数種あるが、案の定、一番よくあるラティス風だった。
「まあ、いいや」と、予め、測ってきたサイズと照らし合わせる。
ない、合うものが。
室外機はまちまちだからなと諦めて、次へ向かうが、サイズがなかったことが、後の出会いを生むことになる。

ケーヨーD2岩槻店。家とドイトの中間に位置するホームセンター。
規模は小さめだが、品揃えと安さはドイトに勝つかも知れない。

ところが、ここでは品物すら見当たらない。
少しイライラしながら、探していると、また、声が聞こえた。
初めは、陳列台だと思った。
青銅色に塗られた鉄製の台。よく見ると、針金をS字に曲げて作られた、装飾も付いていた。
『室外機風カバーF \4980』と少々おかしな品名だが間違いなく売り物だ。
サイズもぴったり。
店員に聞くと、さんざん探し回って在庫はないとのこと。
店員にも存在を忘れられて、発注されていなかったのだろう。上には鉢や土が置かれていたし。

結局、30%引きで買えることになった。

まさに縁であった。

総合評価
★★★★☆
隙間が空きすぎなので100円のラティスで裏打ちするするつもりだ。

[2003年10月10日 22:00]
ガーデンソーラーライト

庭はまだ、石コロだらけの土しかないが、でき上がったら、夜間もライトアップして楽しみたい。
しかし、家の中から電気を引っ張って行くのも面倒だし、電気代も気になる。
買うならソーラー式だと決めていた。

実は、室外機カバーを買う前日、ケーヨーD2の広告が入っていた。

「ハンギングソーラー \1780」

これは安いと思った。通常なら3000円以上するものが多いのだ。

それでも、行く前は、まだ早いかと諦めたのだが、現物を見たら衝動を抑えられなかった。
かみさんには了承をとっていなかったので、いざとなれば自腹、を覚悟して買った。

よく見るとチャチだが、遠目には分かるまいとひいき目に評価しつつ、庭に差してみた。
かみさんは、少しあきれていたみたいだ。

暗くなると自動点灯ということで、夜を待ちながら買い物へ出かけた。

かみさんの実家で夕飯を済ませ、帰ってみると点いていない。
充電が不十分か?とも思ったが、腑におちない。
仕方なく、箱を開けると同時に捨ててしまった説明書をゴミ箱から拾いあげる。

なんと、ON/OFFスイッチがあった。
早速、スイッチを入れる。

おおー…?

点いたのかどうか気づかないほどの明かり。
やばい、失敗した…と思った。
「白色LED1灯!」と書いてあるから、少し不安だったんだよね。

それでも、説明書をよく見ると、「初めは丸2日間、充電してください」とある。
それに期待して、待ってみた。

昨夜、ついに火入れ。
…気持ーち、明るくなったかな?
それでも。自分が光っていることを知らせる程度で、辺りを照らす程ではなかった。
写真にも撮れない。

やはり、安物はだめだなぁ。

総合評価
★★☆☆☆
ライトは明るさが命!

[2003年10月14日 07:23]
木製座椅子

LDKはフローリングなのだが、うちは何故か、ちゃぶ台だ。
大好きなこたつも兼ねているのと、わざわざダイニングテーブルを買う余裕もないのと、
新たに買うと、今のちゃぶ台の置き場に困るのと、かみさんもそれで気にならないからだ。
しかし、私はやはり、少し収まりが悪く感じていた。

和室に置く箪笥をさがして、リサイクルショップまわりをしていたときに、
偶然、この座椅子をみつけた。
値段は1000円。後で調べたら、通常は2000円くらいするので、まあ、お得だ。

見た瞬間、「これだ!」と思ったので、かみさんに打診してみると、いまいちな感触。
そこで、今回は1個だけ私の小遣いで買い、よければ、あと3個、家計から買うという条件で交渉成立。
絶対の自信があったのだ。

一つだけ置いてみると、まだ、バラバラな感じがするが、何より、よっかかれるのが嬉しい。
背板も適度な弾力があり、座り心地は悪くない。
かみさんが座っているのを見る度、「いいでしょ?」とアピール。

数日後、娘も気に入って遊んでいるというので、一気に話を進め、4個揃えることにし、週末に購入した。

4個をちゃぶ台まわりに並べると、ぐっとまとまり感がでて、落ち着いた。
かみさんに聞いてみると「うーん、そうだねぇ」。

私は、以前からある座布団をしいて、ご満悦だ。

総合評価
★★★★★
裏底には、床のキズ防止シートを貼りました。

[2003年10月15日 08:49]
圧力鍋

最近、かみさんが圧力鍋に凝りだした。
カレーや煮物だけでなく、味噌汁にも使っており、使わない日はない。

圧力鍋自体は結婚当初に私の実家からもらったもので、実は、まる3年間、眠っていたのだが、ここへ来て、突然、使い出したのにはいくつか理由がある。
まず、我が家の料理は、基本的にやわらかい。
というのも、娘にはまだ歯が生えそろっていないからだ。
娘は味噌汁の具が大好きなので、栄養のある野菜をたっぷり入れる。
特に人参と大根がお気に入りだが、人参をふつうに煮ると、15分から20分くらいかかるという。
それが、圧力鍋なら2〜3分煮て、5分くらい蒸らせば良いというから、驚く。

次に、引っ越してプロパンガスに変わったことも理由だ。
タダ同然の天然ガスを集めて送る都市ガスに比べ、石油精製して配達するプロパンガスは高くつく。たぶん、料金は倍以上だろう。
その分、火力が強いと言っても、倍はあるまい。そんなにあったら怖くて使えない。
圧力鍋なら、ガスの節約にもなると言うわけだ。できた嫁である。

しかし、最大の理由は、説明書が見つかったことにある。
圧力鍋は、調理中に蓋を開けられないため、出来具合を確認できない。
そこで、料理別にきっちりと時間の決められたマニュアルがないと、何もできないのだ。
引っ越しのゴタゴタで、なくなっていた説明書が出てきたのである。
それでやってみようと言う気になったらしい。
今では付属の説明書では飽き足らず『圧力鍋クッキング』なる本も通販で買ったらしい。

私としても、やわらかい豚の角煮やとろけるシチューが頻繁に食べられるので大歓迎なのである。

総合評価
★★★★★

[2003年10月20日 07:33]
秘密の鍵

娘の成長が目覚ましい。

1歳になり、なんとか歩けるようになったと思っていたら、2カ月半たった今では、たかたか歩き回っている。
スーパーなどで手を離そうものなら、ピューッとどこかへ行ってしまう。

精神面での発達も著しく、「わんわん」、「うまうま(おいしい)」、「ちゃった(行っちゃった、落ちちゃった)」などとしゃべるようになった。
こちらの言うことも大分わかり、「ママにどうぞしてきて」とものを差し出せば渡しに行くし
「お外行こうか」と言えば、玄関まで歩いていき、靴を履こうとする。

そんな彼女が、はまっているのが「鍵」だ。
以前からチャラチャラと音がするし、キラキラしているので、欲しがりはしたが、手でもてあそぶだけだった。
ところが最近は、鍵は鍵穴に差して、ドアなどを開けるものと理解したらしい。
外から帰り、玄関の鍵を開けようとすると、自分が開ける!とばかりに鍵を欲しがる。
渡すと、一生懸命、鍵を差そうとする。
当然、うまく差せないので、取り上げると、涙を流して猛抗議だ。

そこまで分かっている娘なのだが、不思議なことがある。
家の中で鍵を渡すと、なぜか和室に行き、何もない壁に向かって、しきりに鍵を差そうとするのだ。
放っておくと、10分以上、キーホルダーについた鍵をとっかえひっかえやっている。
イライラして癇癪を起こすこともない。
「そこは何もないよ?」と聞いても知らんぷりである。

かみさんとは、「きっと大人には見えない秘密の扉があるんだよ」などと言いながら、眺めている。

まったく、可愛くて仕方がない。

[2003年10月21日 06:47]
水きり

以前使っていた水きりは、アイボリーのプラスチック製だった。
12〜3センチの深さが有り、カゴのまわりがすっぽり覆われていた。
容量が大きいのは良いのだが、カゴとケースの風通しが悪く、
放っておくとすぐにヌルヌルしたカビができてしまい、気持ちが悪かった。

引っ越してしばらくは、そのまま使っていたが、またカビが出たので、買い換えを決意した。
このカビが原因で、家中にカビ菌が繁殖してはたまらないからだ。

シンクが広くなったので、洗いながらカゴに入れるときは、カゴをシンクに引っかけておき、
水が切れたところで、トレーに置くタイプにした。
これなら、水もたまりにくく、風通しも良いので、カビの危険はかなり減る。
材質のステンレスも細菌に強い性質がある。

ところが、しっかりサイズを測って買ったつもりが、シンクの縁にきちんと引っかからなかった。
シンクに収まるところばかり、気にしていたのだ。
仕方なく、近所の100円ショップでステンレス金具と結束バンドを買い、対策した。
なんとか、問題なく使えている。

ちなみに、この100円ショップは国道沿いの大型店で、こないだなど、駐車場がいっぱいで
ちょっとした渋滞が起こっていた。
本当に何でもあるので、私などは楽しくてしかたがないのだが、
かみさんはいまいちのようだ。
安くても、すぐに駄目になったり、見るからに安っぽいのがあるからだという。
まあ、確かに100円ショップで良いものと、やはり駄目なものと
見極めは大事かも知れない。
1個100円でも気づくと500円から1000円分も買ってしまうから。

さて、水きりの感想をかみさんに聞いてみたところ、
「いちいち、『ちゃんと水を切ってからカゴに入れろ』と言われないから楽!」
とのこと。
かみさんからは『小姑』と呼ばれているのだった。

総合評価
★★★★☆ 

[2003年10月30日 07:36]
青銅色アーチ・ゲート付

負けず嫌いである。
人と同じ事をするなら、「何か違うね、いいね!」と言われたい。

庭には、ウッドデッキを作ろうと思っていた。
1階リビングから庭に張り出した木製のベランダのようなものと言えば良いのだろうか?
近ごろの流行りなので、ご存じの方も多いだろう。

ところが、前の2件に先を越され、さすがに“三番煎じ”と言うわけには行かなかった。

何とか、それを越えるアイテムを置かなくては!
意地である。

ガーデニングの本は何冊も読んだ。
その中で必ず出てくるアイテム。
アーチがあった。

アーチは金属や木でできており、つる性の植物を誘引して楽しむものだ。
庭の入り口としても良い。

これしかない。

ウチの庭は、カースペースの奥に有り、東西に細長い。
カースペースとの境に置けば、無機質な空間との良い区切りになり、庭の入り口を明るく演出してくれるだろう。

それに対して、前の2件の庭は、広く道路に面しており、正方形に近い。
仮にアーチを置いたとしても、ポツンとした感じになるだろう。
もし、アーチが立ったとしても、こちらほど効果的ではあるまい。

ホームセンターをまわり、相場を調べる。
木製のものは腐ると面倒なので金属製を探す。洋館風の飾りが付いていれば、なお良い。
行ってみると、有るには有るが、安いものは1万円以下、高いものは5万円以上とピンキリだ。
違いは、すべて溶接で一体になっているか、ネジなどを使った組立式かのようだ。
一体式の方が高い。
設置を考えると組立式が良いだろう。値段も合うし、言うことはない。

物色中、「ゲート付」なるものがあった。
扉が付いているのである。
本では見たことがなかったが、これは良い。元来、おまけ好きなのだ。
それに、「娘が庭で遊んでいるときに、一人で道路へ出ないように」と言えば、
人に説明するのに良いではないか。「前の家に負けたくないから」とは言いにくい。

帰ってかみさんに報告し、また店に行き、現物で確認する。
OKが出たので買おうとしたら、取り寄せになるとのこと。
はやる気持ちを抑えて待つ。
入荷した週末は時間がなく、さらに1週間がまん。
ついに、先週末、組立、設置した。

予想通り、庭にしっくりハマる。
ニヤリである。

総合評価
★★★★☆
どんな植物をはわせるか。ツルバラかそれともクレマチスか。
そこも成否を分けるポイントだ!