世界を平和にしたいな♪2007年8月の日記(feelDiary by useWill.com)
世界の平和を願いつつも、家庭の平和だけで手いっぱいの介護福祉士、ちゃん が綴る、家事と育児と仕事にまみれる日々

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[2007年8月4日 15:3]
ポケモン・パルシティ

幕張メッセで開催されているイベントに、子供たちと来ています。
人の波にもみくちゃにされながら、
「こんなモン、商業主義の権化だ!醜悪だぁ〜っ!!」
と憤っている親を尻目に、子供たちは楽しそうに人混みをかきわけ、会場を飛び回っています。

どんな状況でも、心の持ち方ひとつで天国になるってのは本当らしいです。

親の目には地獄絵図に映るこの光景が、子供たちにはパラダイスに見えるらしい。

まだまだ世の中、奥が深い。




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[2007年8月11日 0:2]
真剣さが世の中をうごかす

実は、世の中は以外とシンプルにできていて、


真剣な想いが、物事を突き動かしている。



まだまだ甘いな。





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[2007年8月13日 19:37]
ポケモン・スタンプラリー

今年で10年目だそうです。


たしか、2年目から毎年参加しているような気がする・・・。

自分を誉めてあげたいヨ。





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[2007年8月14日 22:37]
ふんだりけったり

久しぶりに、

心の中の幼い自分がひょっこり現れて。

今にも泣き出しそうな顔をしている。



まぁ、



そんな夜もある。






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[2007年8月24日 19:28]
都立中野工業高校定時制部

家族そろって、定時制工業高校の食品課で体験入学に参加してきました。

熱意を持ったベテランの先生方に手厚く歓迎されて、菓子パンを焼いてきました。
小学生の娘まで、一人前に対応していただき、食べ切れないほど大量の菓子パンを抱えて、大喜びでした。

あの先生方なら、安心して息子を任せられるなって感じています。
ただ・・・定時制が息子に合っているかどうかは、思案のしどころです。
先日は、都立の単位制高校の説明会に参加してきたのですが、選択肢がいくつかあることはわかってきたのですが、学習障害のある息子にとって、何がベストなのか、わかりません。

まぁ、障害のあるなしにかかわらず、誰しもが悩む問題なんですけどネ。

(^^ゞ





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[2007年8月28日 22:34]
「じゃあ、私たちはどうしたらいいんですか!?」

特別養護老人ホームは、医療施設ではありません。
いわゆる介護施設なので、医療にはめっぽう弱いです。
インシュリン接種、吸引、経管栄養、人工透析、等々、在宅で過ごす方々や家族にとって当り前の医療が、介護員にとっては手を出せない分野になります。
昨日も、何年も入居の順番待ちをしていたお年寄りに、入居をお断わりせざるを得ないことになりました。
心臓・脊髄・腎臓に疾患をお持ちで、特養ホームとしては、受け入れが難しいと判断したためです。

ご家族は、納得がいかず訴えます。
「じゃあ!私たちはどうしたらいいんですか!?
兄の年金は、月20万円です。今いる病院は月40万円かかります。
足りない分は貯金を切り崩してます。
このままじゃ破産しますよ!!」

厚生労働省は、社会保証費の給付抑制のために、病院からお年寄りを出す仕組みを仕掛け続けています。
何年か後には、いわゆる老人病院といわれる療養型病床群も撤廃され、今以上に大勢の医療難民が生まれます。

特養ホームは、生活のための施設です。
介護員は、医療行為は何もできません。
できるのは、食事・排泄・入浴といった、生活の手伝いだけです。
通常は、医師も常駐していません。

病院を追われたお年寄りの行き場は、特養ホームじゃないはずなのに。
それを受け入れる器はどこにも用意されていません。

ボクはただ、ご家族の怒りを受け止め続けるしかありません。


無責任に人の命を預かれないし。

在宅介護支援センター時代のように、一緒に行き先を捜すわけにもいかないから。

ほかに何もしてあげられないから。

何もできないから。





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[2007年8月30日 2:8]
ターミナル・ケア

ボクの14年の経験から来る自負をあざ笑うかのように、ターミナル期に入ったTさんは、次から次に重たい課題を突き付けてきます。

「それじゃ、アンタたち、あたしを看取ってみなさいよ。人ひとりの命ってのは、そんなに軽くないんだよ。」
極限まで浮腫んだ手足から、浸出液をにじませながら、そう語りかけてきているようです。
不思議なもので、常に攻撃的で険のあった顔は、既に仏様のように穏やかな表情になっています。

「男のくせに何をやっているんだ!」
ボクの顔を見ると、そんなことしか言わなかったハズのTさんの口から「ありがとう。」なんて言葉がこぼれます。

ありがとうございます。
感謝すべきはボクのほうです。

そして
苦しませてごめんなさい。
ボクの力不足です。





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[2007年8月30日 11:48]
前略H.O.様

前略 H.O.様

一昨日、貴女の訃報が届きました。
ショックでした。
ケアマネージャーとして、中途半端にしか貴女に関われなかったことを、心残りに感じています。

介護保健が施行された年に、最初の認定調査で介護度が付かずに「自立」と認定され、それまで通っていたデイサービスに通えなくなった貴女が、市役所まで苦情をねじ込みに行った、元気な姿を思い出します。
今だから言いますが、それだけ元気だったのだから、認定の結果は妥当でしょう、やっぱり。(笑)

年を重ねるとともに、物忘れが激しくなり、体調も優れなくなった頃には、ずいぶん貴女には泣かされましたヨ。

通院のための介護タクシーを、希望に沿って予約しているのに、「私は頼んでいない!」とか言い出すし、待たされたからと、違うタクシーを拾って帰宅してしまうし。

同居のご家族とも折り合いが悪くて、「自宅の階段に手摺りを付けたい。」との希望を受けて訪問すれば、娘さんに「必要ありません。」と断られるし。

しまいには、「もうあんな家では暮らせない。家を出てひとり暮らしをする!」と息まいていましたね。不動産屋さんにも足を運んだんでしたっけ?
ムチャですヨ。
80歳を越えてからの、生まれて初めてのひとり暮らしなんて。。。
今だから言えることですが、ボクは貴女の思いをちゃんと受け止めていませんでしたね。
逆に、デイサービスの相談員を兼務していたボクに「あなたも忙しいからね。」と気遣いをさせちゃっていましたね。

貴女の抱えていた、
旦那さんに先立たれた寂しさ。
娘さんに突きはなされる憤り。
老いていく自分を受け入れざるを得ない悔しさ。
それとあいまって、困難な時代を逞しく生き抜いてきた自負。

そんな思いを受け止められずに、ボクは貴女の表面だけを眺めていました。

いつもの調子で「今だからそう言えるんですヨ。若いうちは仕方ないの。」笑いながらそう言ってくれるあなたの姿が目に浮かびます。


ご冥福を祈ります。

ありがとうございました。





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