世界を平和にしたいな♪2008年6月の日記(feelDiary by useWill.com)
世界の平和を願いつつも、家庭の平和だけで手いっぱいの介護福祉士、ちゃん が綴る、家事と育児と仕事にまみれる日々

15
21
28
[2008年6月15日 11:38]
そばちょこ


父の日のプレゼント。

息子からもらいました。

漆塗りのそばちょこ一個。

そば好きの親父だからってことで、コレに決まったようですが、

優柔不断な彼のことだから、きっと、ここに落ち着くまで、スゲ〜悩んだんだろうな〜と、その様子を想うと、想像されるその姿もまたプレゼントかな。

父の日に、マイそばちょこ。
この不思議なセンスが、なんともイイ♪





[2008年6月21日 8:34]
悔いの残る死



先日施設で下血し、救急搬送されたSさんが、先ほど入院先の病院で亡くなりました。

たしかまだやっと70に手が届いたくらいの年齢だったはずです。

連絡をくださった奥さんの憔悴しきった様子が、受話器の向こうから伝わってきます。

「あんたが死んだら、私はどうしたらいいのよ。」
入院前に、Sさんの枕元で奥さんがそう話しかけていた姿が、思い返されます。


特養で過ごすには、体調が悪すぎて、病院では長期入院は不可能で、療養型の病院へ転院するには、経済的事情が厳しく、という状況の中、何度も施設の相談員と医師と奥さんの話し合いが繰り返され、結果的にご本人も施設と病院を行ったり来たりしている状況でした。

「もういいよ。」
心優しいSさんの、そんな最後のメッセージが聞こえてくるようです。

施設としては、できる限りのことはやった自負はあります。
それでもやはり、制度の狭間で行き場を無くしたような形で亡くなっていったことには悔いが残ります。

病院や施設の職員のためにSさんの命があったわけではなくて、Sさんのために、我々関係者は働いているはずなのに。
気をつけていないと、その関係は簡単にひっくり返ります。

命の重さがのしかかってくる朝です。




[2008年6月28日 20:8]
東京ディズニーランドでの



つい先日まで、こういう場所では、キャッキャとはしゃぐばかりだったはずなのに。

何かの拍子に、子供たちが、やけに大人びた表情を見せる瞬間があります。

彼等の成長の早さに、親のほうがついていけなくなってきているようです。

驚きと、嬉しさと、そして寂しさを感じます。

家族そろって、こうして出かけられる時間も、残りあとわずかになってきたかもしれません。

だから尚更、この瞬間をいとおしく感じます。



他の月の日記を見る