育児日記2008年10月の日記(feelDiary by useWill.com)
ひとり息子が育っていくのに、日がないちにちつきあっています。
こんな人生もなかなかいいです。

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[2008年10月4日 21:11]
実像


今晩は夫がいないので
息子と一緒に桃のマークのチェーン店で晩御飯。

隣席の熟年おばさん3人組が
何かのストーリーの話で盛り上がっていた。
なんたらいうキャラがかっこいいとか、このシーンは泣いたとか。
よく聞いてみると
それは韓ドラの話だった。

韓国ブームなんて
国策のもとにメディアが煽っているだけの虚像かと思ってたけど
本当に観てる人、いるんだなぁ……。




写真はこないだ行った「ジブリレイアウト展」
千と千尋の神隠しの油屋のレイアウト。
インタビューで、宮崎駿にインタビュアーが
これのパースが狂ってるとか質問して
「僕は『正しく』描こうとしたことは一度もない」
「パースどおりの絵なんて、つまらない」
とバッサリ言われてた。


[2008年10月7日 20:6]
おためごかしの建前に包ん


なんか最近、有名Blogで食育関係の素敵本シリーズが話題になっているらしい。

ちょwwww食育冊子wwwww - 荻上式BLOG
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20080924/p1

……表紙の絵に、なんか見覚えがあるな(笑)
この本、前のバイト先に置いてあった本だ!
あんまり面白くて、一昨年の絵日記にちょっと写真を載せたことがある。
http://usepocket.com/old/diary/0607/log/0607log133.html#68479.jpg


まあ、その素敵な内容はあちらの有名Blogを参照していただくこととして
そのバイト先にこの本が置いてあった理由は。

前のバイト先は、実は、某大手健康系ネットワークビジネスの一員。
そういう食育系とかゲーム脳とかマクロビ教、そんなんがすごくまかり通ってた。
(そういうのにハマりやすそうな業界ではあるんだけど)
ソレ系の本もいろいろ置いてあったし、カウンセリングでもそういう本や資料を使ってた。
「牛乳と果物は身体に毒なので摂ってはいけない」とか。
その代わりに「ウチのバカ高いサプリとジュースを買え」。
明らかにソレを薦めちゃいけないだろっていう身体状況の人にも薦めてたり。
なんかついていけない感じ。

院長先生はそれなりにいい人だったけど
奥さんが熱心な信者で
いい人の院長先生もそれなりに洗脳されてて。
「アップの○○さんは、これで金持ちになって海外に移住した」「外車を買った」などのマルチお決まりの写真もいっぱいあった。

自分としては関わりたくないサプリの売上を上げるようにハッパかけられたり
なんとかいうセミナー?に出ないかとか言われたり。
そのセミナーだか勉強会だかで使う資料も作らされたなぁ。

説得してまでわかりあおうとか連れ戻そうとかいう愛情もなく(←ひでえ)
率直に言って、私はアンチマルチだし、アンチ疑似科学なので、この状況は耐えがたく
三十六計なんとやらで巻き込まれないうちに脱出して
今の職場にジョブチェンジ。



もう時効だろうし、関係者もココ見てないと思うので。
本の表紙を見たら思い出しちゃった。


[2008年10月8日 15:33]
男子


今日は雨ザーザー。
こんな日は頭痛薬をドーピング。
だけど薬を飲むと、考えの焦点があわせにくい感じで
集中できなくてイライラする。


学校からさっき帰ってきた息子。
帰宅予定時刻を大幅にオーバー。
しかも頭から服からずぶ濡れ。
なぜそんなに濡れネズミ状態?
キミの手に持ってるのは傘じゃないんですか?
しかもなぜか2本持ってんじゃん。

「傘ささないで来たんだよ!面白かったよ!」

ってことはキミたち全員、今頃玄関でママに怒られてるのか。
まったく小学生男子は……(-_-;)


小学生男子のうちにバカやっとくと
ちゃんとした男に育つと信じよう。道は長い。


[2008年10月10日 13:36]
侮辱


息子と一緒に歩いていたら
生け簀料理屋の前を通りかかった。
水槽にはフグがたくさん泳いでいた。

息子「このフグ、膨らむ?」
私「怒ればね。水槽のガラスは叩いちゃダメだよ」

すると息子は水槽の前に立って
顔の横で手をヒラヒラさせ、舌を出し、フグに向かって

「やーい!やーい!バーカ!」


フグはそんな挑発には乗らないと思います。


[2008年10月11日 19:28]
GoAhead!


左へ行こうという意欲満々の人の横顔(五味太郎風味)

に見える?

@福岡空港


[2008年10月13日 20:49]
福岡に行ってきた


昨日、福岡ドーム前にて。


まだオムツ取れたばっかりってくらいの年頃の子供が叫んでいる。

「ばあちゃん!まだかのぅ!先行っちょうよ!」


やばい萌えるw


[2008年10月22日 23:42]
プロフェッショナル


近所のヨーカドーで冷凍食品の特売があったので
夫がたくさん冷凍食品を買ってきた。
スーパーの買い物はけっこう好きらしい。

買ってきたものを順次冷凍庫に格納していると
冷凍食品のうちのひとつが開封状態であることを発見。
パッケージのシールが甘かったのか。
っていうか買うときに気づこうよ>夫。

まあ昨今の冷凍インゲンとか毒餃子とか?
そんなんじゃないと思うけど、一応ヨーカドーに電話。
「代品をお届けにあがります」
と丁寧に言われたが、そんな夜の超忙しい時間帯に
(実際このヨーカドーは全国数百店舗の中でも売上トップクラス)
貴重な人手をそんなことに割かせるのは!
っていうか確認せずに買った夫が悪いし!(笑)
ということで、私が持って行くことにした。近いし。

冷凍食品売場に到着すると、売場責任者のおじさんが出てきた。
商品を交換して貰って、その後「わざわざ来て下さったので」
「ご家族は何人ですか?」
と聞かれ、家族ぶん3個のグラタンをくれた。セブンプレミアムのヤツ。

「わー嬉しいな、セブンプレミアムは値段の割に美味しいですよね」
と言うと、売場責任者氏の目がピカッと光った。
「それはですね!」

その後はもう売場責任者氏が語る語る。
PBはNBに劣らないこと。っていうかむしろ勝ってること。
なぜセブンプレミアムが美味しいのか。
それは産地までこだわった原料と云々……


ぶっちゃけ、話は長かった(笑)。
だけど私は、こういう人はすごく好き。
商品に愛のある人は、少なくとも商品に対して不誠実なことは絶対にしないから。
それは日本のQCの根本だと思う。
こういう店員が支えるイトーヨーカドーは信頼できる、と思った。


[2008年10月24日 12:44]
頭痛い


朝から目の裏と後頭部が痛い。
頸も肩も痛い。
超痛い。
午前中に病院に行こうと思ったけどその気力もなく。無理。
雨だからか。
仕事が休みの日でよかったよ。



そこそこ薬が効いて大丈夫になってきたので
これから出かけるところ。
映画館に。(←病院行けよ)


[2008年10月30日 20:28]
今ナウ


キッザニア。
今日はちょっとすいてる。
六年生の子供たちがたくさんいる。修学旅行?

息子は今日は、裁判所に行った。
模擬裁判は親も傍聴できる(但し写真撮影不可)。
ここの模擬裁判はけっこう面白かった。
息子のグループは全員男子。しかも学年は上の方ばっかり。内容的に仕方ないのか。

【役割】全9名
裁判長
裁判官×2名
原告+弁護士+原告側証人
被告+弁護士+被告側証人

【内容】
原告がお菓子工場の仕事で作ってきたお菓子を被告に預けてトイレに行き
戻ってきたら被告に全部食べられていた

役割はくじで決められる。
息子は裁判官。
裁判官の服似合うわー。3割増で知的に見える。
まあ、もともとイケメンだしな!(←親バカ)
被告に当たったのが、いかにも「食べましたー」って感じの男子で笑う。ナイスキャスティング(笑)。

以下、裁判は台本に沿って進む。
原告:弁償しろやゴルァ!
被告:預かるときに、食べてもいいって言ってたじゃん?言われたから食べただけだから俺は悪くないよーwww
原告:全部食べていいとは言ってない。
被告:全部食べたらダメとも言ってないよw
原告:だからって普通全部食べるか?常識的に考えて1個2個だろ?

ここで原告側証人が呼ばれる。
原告側証人:被告は普段からそういうヤツで、みんなでお金を出し合って買ったお菓子でも自分ばっかりバクバク食うんだよ!一人あての量が決められてる時はゆっくり食べるから、沢山食べたくて早食いしてるんだろう。空気読まない、自己中でいじきたないヤツなんだよアイツは!

そして被告側証人。
被告側証人:っていうか、そこまでわかってて預ける方も考えが足りないんじゃねーの?原告は「もうお菓子工場で働くの3回目だから、だりぃ」「味知ってるし、どうせ食べきれないし」って周りに言ってたし。食べられても文句言えないよな?


わー、子供裁判なのに、何気に泥沼じゃん(笑)。すごい台本だな。

ここで台本の役割を離れて、話し合いに移行。
「どっちが悪い」で白熱しかかる男子たち。
ここでスタッフのお姉さんが口を開いた。
「実は、民事裁判の一番大事な目的は『どっちが悪い』と決めることではないんです。
 民事裁判が本当に目指したい目標は、相手のことをお互いに解り合って仲直りする『和解』です。」

おおお。
相手を徹底的に打ちのめして、いくら賠償金をふんだくれるかってのが現実の民事裁判だと思うけど、なんていうか、目から鱗?
そうだよね、裁判とはそういうものだとお互いが思って、相手の心に耳を傾ける努力をすれば、泥沼長期化裁判はなくなるのかも。
(そんなことができてれば「出るところに出る」ことはそもそもないんだけど)

結局、息子たちの出した判決は「和解」。
裁判を終え、裁判員制度の説明書きをもらって、解散。
息子を含め男子の皆さんがどれだけ理解できてたかわからないけど、このパビリオンはなかなかいいんじゃないかと思った。


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