水ノ瀬ゆいへの処方箋2012年8月の日記(feelDiary by useWill.com)
これは水ノ瀬ゆいの日常の思いを綴った日記(駄文ともいいますが)です。つたない文章ですが、楽しんでいただければ嬉しいです

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[2012年8月2日 16:9]
診断書を書いてもらう今日はクリニックでした。

思ってたよりも空いていたので、さほど待つことなく診察室へ。

“調子はどうですか?”

“あまりよくないです”

“何かありましたか?”

“イライラして壁に頭をぶつけたりしました”

“あなたは最近ぶつけてなかったですよね?”

“我慢してたんですが、どうにもならなくてぶつけました”

“そうですか、あなた障害者年金の話があるみたいですね”

“あ、はい。これなんですけど…”

と、用紙を渡すと“二枚もあるの?”と…。

意味が分からず黙っていると、

“普通は一枚なんですよ”と。

すいません、と謝る水ノ瀬。

そこからは学歴を聞かれ、最終学歴を答え

職歴を聞かれて飲食店とコールセンターでバイトをしていたことを話しました。

大雑把でいいのかと思いきや、

履歴書並に細かく答えました。

あとは、“あなたは最初に気分の落ち込みで来たんですよね、でも途中から被害妄想が出てきて統合の症状になったわけですね”

と言われてはいそうですと答えました。

あとは、診断書の裏面に書かれていることを話し合いました。

食事は出来るかを聞かれて、食べることは出来るけどつくれませんと答えたら、

じゃあ、出来ないの方のこっちかとチェックを入れ

掃除は出来ますか?と聞かれて、クイックルワイパーで掃除するくらいですねと答えたら

指導、指示がないとできないの方にチェックを入れ、

金銭管理や買い物は出来ますか?と聞かれて、

金融機関で出し入れは出来るけど、買い物は親に頼むことが多いです、見たいに答えたら

同じところにチェックを入れてました。

社会的なこととしては、戸籍抄本を親に頼んでやってもらったとはなしたら

援助がないと出来ない、みたいなとこにチェックしてました。

途中、先生は何度も

“難しいなあ”

と言うので

“通るのが難しいんですか?”と聞いたら

“書くのが難しいんですよ、あなたは通院が長いですから”

“本当にすみません”

再び謝る水ノ瀬。

しかし、

“出来るの方にチェックを入れると、通りにくいからね”

と言われました。

少しは通りやすく書いてくれる気遣いが嬉しかったです。

あとは、障害認定日の時に

パソコンを購入したことや

特定の食べ物が食べられなかったこと(毒が入っていると思っていた)、

ヘリに監視されている(これがメインだと言われました、看板じゃないことに驚きました)こと、

人の声で幻聴があったことなど(食べ物を食べるな!と言われていたらしい)を話しました。

そういうのをたっぷり話し、最後に先生が

“これは時間がかかるなあ”

“二週間くらいですか?”

“そうですね、書くことが多いし大変ですし”

“申し訳ありませんがよろしくお願いします”

と、話した後にこれもカルテに書いてもらうべく

日中に、ピンポンパンポンと音楽が何回もなる、大震災の前ぶれか、地球が滅亡に向かっているサインかと思う、

みたいなことを話したらしっかり書いてくれました。

後は、数年前と今、気力がないなどの症状は変わりないですね、と言われて書いてもらうことななりました。

ただ、病歴状況申し立て書を持ってきた方がよかったと言われました。

ちょっと後悔しました。

診察室から出たら30分くらい経ってました。

こんなに時間がかかったのは初めてです。

[2012年8月16日 16:11]
確認してもらう今日はクリニックでした。

お盆あけだから混んでるかと思いきや、誰もいなくて驚きました。

全く待たずに診察室へ。

“調子はどうですか?”

“あまりよくないです”

“お父さんは?”

“13、14は仕事でしたが昨日今日は休みです”

“大変だね”

“そうですね”

“その間は部屋に篭ってたの?”

“はい”

“パソコンしてたの?”

“今週はまだいじってないです”

“そうなんだ、親は出かけたりしてたの?”

“10日に赤川の花火大会に行って、24日は新庄へお祭りを見に行くんです”

“へえ、すごいね。エネルギッシュだね”

“そうですよね”

“あなたはその間留守番してるの?”

“はい、そうです”

“んーと、眠りの方はどうですか?”

“定期的にアモバンとロゼレムを抜いているので大丈夫です”

“そうですか、じゃあお薬…”

“あ、病歴状況申し立て書を書いてきたので見てもらえますか?”

バッグから書類を取り出して先生に渡すと、

先生は眼鏡を外して読み始めました。

水ノ瀬の字は小さくて汚い、一番読みにくいタイプの字だと思います。

診断書と照らし合わせて読むと、

初診時、障害認定日辺り、現在の状況辺りを大雑把に読み

“一致しているから大丈夫でしょう”

と言われました。

“修正液で消してますが大丈夫ですか?”

“うーん、この書類は書いたことないから分からないなあ”

なんとも頼りない返事でした。

そして、裏面を見せて

“これ、診断書と一致してない気がするんですが…”

“着替は身辺保持だから、こっち(2番)がいいと思いますよ”

“じゃあ、洗面もですか?”

“そうですね”

“そしたら入浴もそうですよね”

“それがいいと思いますよ”

“でも、トイレは一人で行けますよね?”

“もちろんですよ”

“じゃあ、そのまま1番でいいでしょう”

“食事はどうしましょう?”

“診断書と合わせるなら2番の方がいいですね”

と、アドバイスをしていただき

最後に水ノ瀬が

“これは誰が読むんですか?”

“国かもしれないし、県かもしれないし…。どっちかだと思いますよ”

また頼りない返事でした。

これで診察終わり。

先生にみてもらって安心はしましたが、曖昧な回答は少し不安です(笑)



しかし、その後がすごく大変でした。

薬局へ行ったらなんとお休み。

焦ってその近くにあった別の薬局に入り、

いつも行ってる薬局が休みだからこっちで薬を出してください、でも保険証を持ってきてないんです、

と薬剤師さんに話して処方箋を出したら

うちでは取り扱ってない薬があると言われました。

で、近辺の薬局に電話してみるも

やっぱり一部の薬の在庫がないと言われました。

途方にくれる水ノ瀬。

でも、薬剤師さんは更に別の薬局に電話をすると

今度は薬があるものの、仙台から遠く離れた名取や松島(!)まで行かないとないとのことでした。

水ノ瀬が飲んでるアンプリットは処方が少ないらしく、取り扱ってる薬局も少ないみたいでした。

仕方ない、日を改めて来るしかない…と思っていたら

地下鉄の駅三つ分しか離れてない薬局に全てあると教えてもらいました。

これを知るまで約一時間、薬剤師さん達には本当に感謝でいっぱいです。

そして、地図をもらい、処方箋はファックスしてもらったので、

教えてもらった薬局に行ったら、割りとスムーズに薬を出してもらいました。

しかも、そこの薬剤師さんがイケメンで嬉しかったです(笑)

薬局代は指定の所じゃなかったので3割負担と高くつきましたが(本来は1割負担で通院)、

薬が揃って本当によかったです。

時間を割いて対応してくれた薬剤師さん、ありがとうございました。

[2012年8月25日 19:12]
着信音とレシート暑くて窓を開けていると、外からいろんな音が聞こえてきます。

そうすると、他人の家の電話の音も聞こえます。

それが音楽タイプのものだと、

一見普通の音楽に聞こえますが

そこにサブリミナルメッセージが入っていて

“水ノ瀬を殺せ”とか“死ね”“バカ”って言葉が紛れ込んでいるように思います。

そうやって、水ノ瀬を追い詰めていくのかと、ふと思いました。



あと、昨日親がお祭りを見に行ったので、

水ノ瀬はコンビニでお弁当を買いました。

そして、会計の時になぜか店員さんがレシートをくれなかったのです。

それを言おうと思ったのですが

後ろに何人も並んでいて言えずに帰宅しました。

10時頃、お母さんから電話が来たので

そのことを話したら

“なんでもらわなかったの!?”
と、怒られました。

電話を切ってから暫くの間

殺されたらどうしようと思いました。

でも、殺すならそのときの店員を殺してほしいとも思いました。

出さない店員が悪いのですから。



あと、今

どこかで花火大会をやってるらしく

すごい音が聞こえます。

花火から降り注がれる毒と、

上空の放射能がくっついたら

とんでもない化学反応を起こして

何千人も殺せる新しい毒が出来るような気がします。

大丈夫なのかなあと、心配になります。

今影響がなくても、

数年後に大変なことになりそうな気がします。

[2012年8月30日 16:13]
パーマのせいで老けて見える今日はクリニックでした。

いつもならすぐ呼ばれますが、今日はそれなりに待たされました。

あ、受付のおねーちゃんがパーマをかけはじめました。以前より少し老けて見えます。

しばらく待って診察室へ。

“調子はどうですか”

“あまりよくないです”

“お父さんは家にいるの?”

“昨日今日と休みです”

“そうですか、辛いね”

“はい”

“じゃあ、ずっと部屋にこもってるの”

“はい。でも、最近何もやる気が起きないからぼーっとしてるんですが、それすらも苦痛に感じるようになってきてます”

“そういうときは、体を動かすとか…。涼しくなったら動かすといいですよ”

“でも、夕方でもまだ暑いですしね”

“じゃあ、パソコンをいじるとか”

“そうですね…”

“懸賞に応募するとかでもいいんじゃないですか?”

“うーん、そうですね”

“何か取り敢えず作業をした方がいいですよ”

“はい”

作業と言われてもこう暑くては何もしたくはありません。

先生がカルテに薬を書き始めたので

親が旅行へ行ったときに、コンビニで夕飯を買ったときにレシートをもらえなくて

親に叱られたときに殺されると思ったこと、

そのときに普段滅多に食べないアロエヨーグルトを買って食べたせいで(約10年ぶり)

余震の回数が増えて何十万人に迷惑をかけて申し訳ないと思う、と話しましたが

何故かそのことにはふれず(カルテにかいただけ)

“最近眠れてますか?”

“病歴状況申し立て書を役場に出してから、昼間眠くて仕方ないんです。で、寝てしまうと夜眠れなくなるんです”

“今まで気が張ってたんだね、お薬は同じでいいですか?”

“はい”

で、診察終わり。

訴えたこと、分かってもらえたのかなあ…。

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