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> さらに宮内氏は「現状、データ通信は速度も求められる。PHSのデータ通信の時代はもう終わったと思っている。今後、ソフトバンクモバイルの1.5GHz帯を使った端末などを出していくが、かつてのウィルコムがある意味苦労する原因となったAdvanced-XGPとリンクしたもの、あるいはMVNO的になってウィルコムが本来(目指した)姿のデータネットワークをやるときがそのうち来ると思う」と述べ、PHSが音声、データ通信は他の方式という形で役割分担する方針を示した。
> 来春発売するというPHSと3Gのハイブリッド端末は「トライアル」(宮内氏)としつつも、実験的に行われたという、デル製の5インチディスプレイ端末「Dell Streak」とPHS端末のセット販売も予想外に売れたとのことで、宮内氏は「もともとウィルコムのスマートフォンは20万弱の方に利用されていた」とのことで、PHS/3Gのスマートフォンはそうしたユーザー層に向けた機種であると同時に、「トータルのコストを下げたい人もいる。そうした方々にプラスとなる提案ができるのではないか」と宮内氏は語り、他社にはできない体験を提供する姿勢を示した。
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