|
東日本豪雨 被災地で空き巣横行 うわさ話も飛び交い住民に不安
産経新聞 9月13日(日)17時57分配信
鬼怒川が決壊した茨城県常総市の被災現場で、住民が避難して不在の隙を狙った“火事場泥棒”ともいえる空き巣被害が相次いでおり、県警常総署が警戒を強化している。
常総署によると、13日までに十数件の被害が報告されている。10日の避難直後で、本石下地区や若宮戸地区で多くの申告があり、パトロールを強化してからは減少傾向にあるという。
戸締まりをしてから避難した若宮戸地区の男性は11日午後1時ごろに自宅のようすを見に帰ると、窓がこじ開けられていたという。
男性は「貴重品は持って避難したのでよかった。人が災難で苦しんでいるときに、盗みを働くなんてろくでもない。卑怯(ひきょう)だ」と怒りをあらわにした。
同市小保川から避難している女性(55)は、同じ敷地内に住む伯母(90)の家に空き巣が入ったという。「慌ただしく伯母を連れて出たので、鍵を閉め忘れてしまった。捜査が終わるまで片付けもできない…」とため息をついた。
鬼怒川の堤防決壊で浸水した常総市新石下の実家と
<省略されました> [全文を見る]
|