microSD内のExt4ドライブにアクセス可能にしてRaspberry Piを一度も起動せずにWifi、固定IP、SSHを設定してリモート接続する方法
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↑B


2020.05.18

microSD内のExt4ドライブにアクセス可能にしてRaspberry Piを一度も起動せずにWifi、固定IP、SSHを設定してリモート接続する方法

古い方法です。最新記事は下記

過去(2015年と2018年)にも同じ目的で記事を書いているんですが、さらに凄く簡単な方法を発見

(1)OSイメージ書き込み
最近は公式ツール「Raspberry Pi Imager」がある。これでmicroSDに書き込み
「raspbian lite」を書き込み
(2)SSHの有効化
Windowsから見えるbootドライブに「ssh」という空ファイルを置く

(3)Wifiのセッティング(/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf)のセット
bootフォルダにwpa_supplicant.confというファイルを作成。中身はうちだと下記(※モバイルルーターと実家でもつながるように3か所の設定が書かれている。)
--------------------------------------
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="xxxxxx"
psk="yyyyyy"
key_mgmt=WPA-PSK
priority=3
proto=WPA2
id_str="mobile"
}

network={
ssid="xxxxxx2"
psk="yyyyyy2"
key_mgmt=WPA-PSK
proto=WPA2
priority=2
id_str="home"
}

network={
ssid="xxxx3"
psk="yyyyyy3"
key_mgmt=WPA-PSK
proto=WPA2
priority=1
id_str="home2"
}
--------------------------------------
起動時に勝手に適切な位置にコピーされる。

(4)固定IPのセットアップ(/etc/dhcpcd.conf)

Windowsからは読めないドライブ(フォーマット:Ext4)を読めるようにする。
色々手段があるみたいだけど、ParagonのLinux File System for windowsをインストールした。
10日間のお試し終了後も転送速度が低速でよければ引き続きフリーで使えるみたい。

Raspberry Piのメインドライブが見えるので/etc/dhcpcd.confに下記を追記。うちだと下記
----------------------
interface wlan0
static ip_address=192.168.1.xx/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1

interface eth0
static ip_address=192.168.1.xx/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=192.168.1.1
----------------------
これで最初から192.168.1.xxにSSH接続可能になる。

(4)するなら(3)も直接書き換えれば良いのかも。

何か知らないけど最近TeratermでRaspberry PiにSSH接続出来なくなったのでrloginってフリーソフト使っている。なんでだろう。。。。。

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■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!=20
001 [05.20 15:44]MotoZ2Play@So-net:ラズパイをセットアップするためのラズパイを用意するんだ…… あとSSH接続するならPuTTYがエエよ。鍵のフォーマットが独自だけど、Linux 鍵から変換できる。 (10)

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