一攫千金のチャンス?次世代の分散型DNSシステムと自称するHandshakeのトップドメインを仮想通貨HNSコインで100個ほど取得。オークションシステムが面白い!
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2021.03.15

一攫千金のチャンス?次世代の分散型DNSシステムと自称するHandshakeのトップドメインを仮想通貨HNSコインで100個ほど取得。オークションシステムが面白い!

最近、ブロックチェーンはこうやって使うのか!!!って感心する話が多くて色々と手を出しているのですが、これもその一つ。これはNFT分類では無いよね?????
↓現在の状況。オークション中のトップドメインが8個。オークション終了が33個(いくつか競り負けている)。取得済みが56個


↓このシステムを知ったきっかけが下記の記事

現在のインターネットの基本的な仕組みであるDNS(ドメイン・ネーム・サーバー)はICANNという非営利団体が管理している中央集権型のシステムですが、たぶんアメリカ主導なのかな?この中央集権型がインターネットの根幹としてはふさわしくないと考える次世代のDNSシステムが提案されておりその一つがhandshakeらしいです。ある日突然誰かの独断でドメインの使用が停止されるようなことは無くなるのかな?
面白いのがそのシステム。まったく理解出来てないですがブロックチェーンで管理されているらしく、そのドメインはHNSコイン(Handshakeコイン)という仮想通貨で購入するシステムです。

誰も取得していないドメインはオークション方式で一番高い値段をつけた人が購入出来るのですが、そのオークションシステムがちょっと面白い。ゲームみたいです。

一番高い値段を付けた人が取得出来るのですが色々と複雑な部分があり、一番高い値段を付けた人が落札時に支払う金額は「2番目に高い値段を付けた人が提示した額」なのです。

しかもオークションの最中。誰がいくらの値段が付けたかを隠すどころか、軽くウソをついて高い値段に見せかけ、他の落札したい人の不安を煽ることが出来ます。ただ、自分が落札した際に支払う金額は前述のように2番目に高い値段を付けた人なので、他の購入者の提示金額をつりあげるのは自分のデメリットなわけですが。コツは競らないように、相手のやる気に火を付けないように高額で入札するって感じでしょうか。

このオークションは取り扱い説明では「ヴィッキースタイルオークション(Vickrey-style auctions)」と書いてありますが博打の世界では一般的な用語なのかな?

オークションもドメインの保有も完全匿名なシステムです。


オークションの実例です。たとえば下記、気まぐれで取得しちゃった「凸凹」ってドメイン。2バイト文字ドメインもOKらしい。

↓金額33HNSで、「blind額」が77HNSで入札しています。

他の人から見たらオークションが終了するまでは俺が31+77=108HNSで落札しようとしているように見えます。

↓オークション終了時

最終的に俺を入れて3人が入札しており、それぞれがlookupとblindにいくらを付けていたかが明らかになっています。結果は最高額の31HNSを付けた俺が落札出来たわけですが、俺が支払うのは2番目に高額を付けた12HNSのみです。入札時にいったん108HNSをシステムに払いますが、オークション期間終了時にblindの77HNSは必ず戻ってきて、俺の勝利が確認出来たタイミングで31-12=19の差額の19HNSも戻ってきます。12HNS=240円ぐらいで落札したことになります。240円で「凸凹」ドメインをゲット出来たわけです。

正直こんなメジャーになるかどうか分からないシステムの変なドメインに240円は高いと思いますが、たいていは0円で落札出来るし(他に誰も入札しなければ0円で落札可能です)、だれか入札してきても10HNSを超えることはまれで、2とか3HNSがいいところです。誰かにとって「凸凹」は魅力的だったのでしょうか?日本人?中国人の可能性もある?

オークションでは入札手数料として0.1HNS=2円程度かかります。

「程度」と書いていますが、HNSコインはビットコインからしか購入出来ませんし、仮想通貨から仮想通貨の換金にはタイムラグがあるし、送金手数料もあるし、HNSにしたあとでビットコインが爆上げしていたりして、送金の時間ログも無いし、いったい自分がいくらで落札したのかさっぱりですが。

↓現在保有しているトップドメインの一部。



取得したドメインは
(1)IPアドレスを付与して使用する
(2)値段を決めて売りに出す
(3)値段によっては売却しても良いよというスタンスを公開する
(4)ほかの人にプレゼントする
ことが出来ます。実際に早期にこのシステムを知った人は0円で大量にドメインを取得して高値で売りにだしております。実際に現在俺が保有しているドメイン「senolytics(老化細胞除去薬のこと)」は35HNS(700円ぐらい)で売り出されていたのを購入しました。最初の購入者は0円でゲットしたみたいです。senolyticsって用語が市民権を得たら100万円ぐらいで売れてもおかしくない用語だと個人的に思っている。

ちなみに.comドメインのうち上位1万件は運営側が確保しているっぽいです。

100ドメインほど取得しましたが、現在までにかかった費用は5000円以下かな?よく分かりません。もちろんそんなに多くのドメインなんかいらないので、もしも運営側の計画通りにこのHandshakeドメインが普及したら1個1万円ぐらいで売りに出せば1個でも売れれば元はとれるかなー。

最近インターネットの「自由」が損なわるような話が多いのでこの手の次世代システムが普及するドライビングフォースはあるかなと予感しています。一番恐れているのはGoogle様あたりがそっくりなシステムを提案してchromeブラウザ対応させて普及を図りだすこと。そしたら、こんなHandshakeドメインなんてのは消しとぶかな?

0円で取得したドメインを数百円とかで売りに出している人も多数いるみたいだけど俺はそんな小銭稼ぎには興味無いのでしばらく放置予定。あ、でも出来心で取得した某社名のドメインとかは1万HNS(20万円)ぐらいで売りにだしておくかな?w。社名となればそれぐらい出すだろwww

(1)ですがhandshakeの分散型ドメインシステムとしてアクセスするためには専用のアプリとかブラウザが必要らしいですが、今でもxx(トップドメイン)xxxx.hnsという名前で普段使っているブラウザからもアクセス出来るようです。

このhandshakeドメインと類似のコンセプトのプロジェクトは既に複数あるようです。
↓サイトの統計ページでみたHandshakeドメインの成長具合です。登録ドメイン数は70万個らしい。

↓実際に使われているドメイン数は11000個ほど。今のところ順調に成長しているようには見えます。


↓マーケットプレイスの規模、先月は260万HNS。今は1HNS=20円ぐらいなはずなので5000万円ぐらい?みんなバーチャルなマネーゲームが大好きやね。


↓最近のマーケットで落札された高額ドメインです。絵文字ばかりですが6万HNSってのは120万円ぐらい?10位がイケナイワードですね。60万円ぐらい。


↓lookupのランキング。前述したように「ここまでなら出す」と提示した額のランキングです。この金額を財布にHNSコインとして保有している必要がありますが、実際にこの金額を支払うことはありません。それにしてもこのオークションいやらしいシステムだな。相手が絶対に欲しいと思っているのが分かったら嫌がらせが出来そう。何かランキングがバグってる?しかし「kobe」に12万hNS=240万円出して良いとおもうかね?いやこれはblindを足した数値かな?HNSウォレットに240万円入っていたっとのがすごい。


いろいろとこのシステムの維持リソースがどのように捻出されているのか完全には理解出来ておりませんが、ドメインの売買とかドメインへのアクセス(?)でHNSという仮想通貨を通じてシステムの維持費が確保出来るならよく出来たシステムだなぁと思います。

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001 [03.15 13:43]hoge:すげえ、月の土地を売る商売だ。
002 [03.15 19:59]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★84:ふぇちゅいんさんも、新たな代替DNSやろうぜ!
003 [03.15 21:04]通りすがり@Plala:その昔、willcom.com(co.jp?)だったかが誰かに取られたけど、会社側は違うドメイン使ってたのを思い出した。
004 [03.16 11:28]ふぇちゅいん(管理人) TW★79:月の土地を買わないなんて男じゃない。
005 [03.16 14:14]どん@OCN:セカンドライフで土地買おうぜ。

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