さくらレンタルサーバーにpyenvで複数バージョンのpython環境を切り替える(3)最新のOpenSSLをインストール
Pythonの最新バージョンはさくらレンタルサーバーのOpenSSLのバージョンが低いためそのままではインストール不可らしいので新しいOpenSSLをインストールする必要がある。
現在のOpenSSLのバージョンを確認すると
openssl version
OpenSSL 1.1.1k-freebsd 24 Aug 2021
と出る。
新しいOpenSSLをインストールして展開
wget https://github.com/openssl/openssl/releases/download/openssl-3.4.0/openssl-3.4.0.tar.gz
tar xvpzf openssl-3.4.0.tar.gz
これでホームディレクトリに「openssl-3.4.0」というディレクトリが出来る。
展開し終わった、openssl-3.4.0.tar.gzは消して良い。
OpenSSLのインストール
cd openssl-3.4.0
./config --prefix=$HOME/.local --openssldir=/etc/ssl
make
make install_sw
makeにはかなり時間がかかる。
インストールの時点で/etc/ssl/privateにディレクトリを作れないとエラーが出るが当然だね。
これでホームの.local/内にopensslがインストールされている。
ただ現在の状況では
/.local/bin/openssl version
をしてもlibssl.so.3が見つからないと出て実行出来ない。
LD_LIBRARY_PATH=$HOME/.local/lib
を入力してからバージョン確認すると
OpenSSL 3.4.0 22 Oct 2024 (Library: OpenSSL 3.4.0 22 Oct 2024)
と表示される。
シェルに登録
echo 'export LD_LIBRARY_PATH=$HOME/.local/lib' >> ~/.bashrc
これでシェル上からなら直接実行可能になる。
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