ロリポップレンタルサーバー(スタンダードプラン)でPythonの実行環境構築(2)〜さくらレンタルサーバーよりPythonライブラリー入りやすい。そしてnanoが最初から入っている!
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2025.08.08

ロリポップレンタルサーバー(スタンダードプラン)でPythonの実行環境構築(2)〜さくらレンタルサーバーよりPythonライブラリー入りやすい。そしてnanoが最初から入っている!


これの続き

さくらレンタルサーバーでインストール出来なかったいくつかのライブラリーがインストール可能

pip3 install atproto
pip3 install reportlab

上記2つはインストール可能だった(さくらレンタルサーバーではインストール出来なかった)。しかし
pip3 install google-genai

は通らなかった。python 3.9以上が必要とのこと。

別バージョンのPyhonをインストールするためpyenvをインストールを試みる
git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv


何気なく実行してみたら。。。なんとnanoがインストールされていた!ロリポップは神かよ
「.bash_profile」の中身を下記に修正してパスを通す
export PATH=$PATH:$HOME/.local/bin:$HOME/.pyenv/bin:$HOME/.pyenv/shims
export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv
export TMPDIR=$HOME/tmp

そしてsource .bash_profilesして設定を反映。pyenvが実行可能であることを確認

上記で作ったtmpディレクトリを作成。
mkdir tmp


しかし
pyenv install 3.12.2

を実行するも失敗。原因不明、ネットに解決策は見つからず。さくらレンタルサーバーの時のようにopensslが無いためかと予想。
そもそも
openssl version

しても見つからない。

そこでユーザー領域にインストール
opensslのインストール
wget https://github.com/openssl/openssl/releases/download/openssl-3.4.0/openssl-3.4.0.tar.gz
tar xvpzf openssl-3.4.0.tar.gz


これでopenssl-3.4.0フォルダが出来ている。

cd openssl-3.4.0
./config --prefix=$HOME/.local --openssldir=/etc/ssl
make
make install_sw


さらに.bash_profileに
export LD_LIBRARY_PATH=$HOME/.local/lib64

を追加。さくらレンタルサーバーの時は「/.local/lib」だったがロリポップでは「.local/lib64/」になっているね。
source .bash_profile


これでシェル上からopensslが実行可能になった。

しかし、opensslを入れてもpyenvで別バージョンのpythonをインストール出来なかった。う〜ん。

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001 [08/08 23:11]ふぇちゅいんさんふぁん(ゆるりゆラリー)★102:実際、Z世代は公式の情報よりweb検索やAIからの回答から情報を得るので、新入社員がオリエンテーションにこれなかったりするらしい。令和の情弱。 (30)
002 [08/09 13:23]匿名さん:もうDockerで動かした方が早いんじゃという気がする (17)

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