無料で使えるChatGPT o1-miniに1年半前と同じ質問「地上10kmを時速1000kmで飛ぶ旅客機が大気圏離脱するのに必要なエネルギー量は?」を聞いてみた。
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2024.09.17

無料で使えるChatGPT o1-miniに1年半前と同じ質問「地上10kmを時速1000kmで飛ぶ旅客機が大気圏離脱するのに必要なエネルギー量は?」を聞いてみた。

1年半前に聞いた時の答えはこんな感じ

裏でスクリプト走らせて計算しながら答えやがった。「大規模言語モデル(LLM)」という表現がもう当てはまってないのかもな。。。そもそも1年半でこれだけ進化するって人間が難しいこと考えないといけない時代は完全に終了していると考えるべきだな。。。

Q:地上10kmを時速1000kmで飛ぶ旅客機が大気圏離脱するのに必要なエネルギー量は?
ChatGPT:大気圏離脱に必要なエネルギーを求めるには、主に速度(地上10 kmでの時速 1000 km からの加速分)と高度の要素を考える必要があります。大気圏離脱は、一般的に第一宇宙速度(地球の重力を振り切るための速度、約 11.2 km/s)に達する必要があり、また高度(宇宙空間まで)に応じてポテンシャルエネルギーも考慮されます。

条件:
飛行機の速度:1000 km/h(約 278 m/s)
高度:10 km(地表からの距離)
脱出速度(第一宇宙速度):約 11.2 km/s(11,200 m/s)
必要なエネルギー
エネルギーは運動エネルギー(KE)と位置エネルギー(PE)の和で求めます。

運動エネルギー(KE)
KE=1/2mv^2

ここで、m は飛行機の質量、v は速度です。現在の速度と脱出速度との差を考慮します。

位置エネルギー(PE)
PE=mgh
ここでg は地球の重力加速度(約 9.8 m/s2)、h は高度(高度 10 km からの変化)。

具体的な数値計算には、飛行機の質量や、最終的な目標高度(例えば、カーマン・ラインの 100 km など)を知る必要がありますが、もしこれらの情報をいただければ、さらに正確なエネルギーを計算できます。


Q2:飛行機の質量を100トン、最終的な到達高度を100kmとして計算して。
ChatGPT:100トンの飛行機が地上10 kmで時速1000 kmの状態から、大気圏を離脱して高度100 kmに到達するのに必要なエネルギーは約 6.36×1012 ジュール です。

import math

# 定数
mass = 100 * 1000 # 100トンをkgに変換
g = 9.8 # 地球の重力加速度 (m/s^2)
current_velocity = 1000 * 1000 / 3600 # 時速1000 kmをm/sに変換
escape_velocity = 11200 # 第一宇宙速度 (m/s)
current_height = 10 * 1000 # 現在の高度10kmをmに変換
final_height = 100 * 1000 # 最終高度100kmをmに変換

# 運動エネルギーの計算 (最終的に必要な運動エネルギー - 現在の運動エネルギー)
kinetic_energy_initial = 0.5 * mass * current_velocity**2
kinetic_energy_final = 0.5 * mass * escape_velocity**2
delta_kinetic_energy = kinetic_energy_final - kinetic_energy_initial

# 位置エネルギーの計算 (100kmの高さでの位置エネルギー - 現在の10kmの高さでの位置エネルギー)
potential_energy_initial = mass * g * current_height
potential_energy_final = mass * g * final_height
delta_potential_energy = potential_energy_final - potential_energy_initial

# 必要な総エネルギー
total_energy_required = delta_kinetic_energy + delta_potential_energy
total_energy_required
結果
6356341975308.642


さらに
Q3:空気抵抗を加味して再計算して


# 定数
Cd = 0.03 # 抗力係数 (推定値)
A = 100 # 正面投影面積 (m^2, 推定値)
rho_0 = 1.225 # 地上での空気密度 (kg/m^3)
H = 8500 # 大気のスケール高さ (m)

# 高度hでの空気密度rhoの関数
def air_density(height):
return rho_0 * math.exp(-height / H)

# 空気抵抗による力Fdの関数
def drag_force(velocity, height):
return 0.5 * Cd * air_density(height) * velocity**2 * A

# 速度と高さの変化に伴う空気抵抗を考慮して、総エネルギーを積分
# シンプルな積分方法として、100m毎の高度変化で空気抵抗を考慮する

delta_height = 100 # 100mごとに分割して計算
energy_lost_to_drag = 0 # 空気抵抗によって失われるエネルギー

# 高度10kmから100kmまでの空気抵抗に対するエネルギー損失を計算
height = current_height
velocity = current_velocity

while height < final_height:
# その高度での空気抵抗
drag = drag_force(velocity, height)
# 空気抵抗に抗して飛行するためのエネルギー (仕事) = 力 × 距離
energy_lost_to_drag += drag * delta_height
# 高度を増加
height += delta_height
# 速度は第一宇宙速度に向かって増加するので、単純に線形で補間する
velocity += (escape_velocity - current_velocity) / ((final_height - current_height) / delta_height)

# 空気抵抗によるエネルギー損失を考慮した総エネルギー
total_energy_with_drag = total_energy_required + energy_lost_to_drag
total_energy_with_drag


途中で無料で使える制限突破してしまった。

2024年3月にCalaude-3がIQ100を超えた!と言っていたばかりなのに
ChatGPT o1はIQ120らしい

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■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!
001 [09.17 17:25]Sweet‘★1@NetHine:IQって「テストで算出した精神年齢÷実年齢×100」だったと思うんだけど、人工知能のIQってどういう意味なんだろ?
002 [09.17 18:06]b@OCN:Geminiは試さないの?
003 [09.17 18:18]ふぇちゅいん(夏終了) TW★93:Geminiに聞きたら1.27×10^11ジュール、Perplexityに聞いたら8.829 × 10^10ジュール。どちらも増速せず位置エネルギーだけの計算している。これに対しChatGPTは高度100kmに達した時点で第一宇宙速度に到達しているとして運動エネルギーの増分も加味して計算している。
004 [09.17 18:20]とくめいのとくさん@Nuro:人工知能の年齢って開発された年を0とするのかな?ってことはみんな三歳児くらいなんじゃないの?三歳児の偏差値60ってことでしょ。

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