ウィルコム補完計画 |
- 66: 匿名@INFOWEB:2009/03/28(土) 13:13
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http://www.phs-mobile.com/?p=512
ウィルコムの財務をちょっと確認すればわかることですが、ここ最近現金残高が40億にまで一気に減っていて、その上1年以内期限到来負債の残高が80億ほど増えています。WVSで現金収入の先送りをした上に金融環境の悪化で先送り分の債権を現金化できなかったのが原因と思われるわけですが、この現在の現金残高40億に増資分50億を乗せると90億、ちょうど、直近負債増額分の返済に足りる額になるのが面白いというか、ものすごく気になるところなんですね。
WVSの導入のおかげで現金収入が一気に減っています。実際は先送りにしただけなので営業収支は好転していますが、それでも支払いの決済をするためには現金残高が必要ですし、これが枯渇するといわゆる「倒産」ですから、ウィルコムもひょっとすると昨今流行の「黒字倒産」の一歩手前だったのかも、
月刊誌「FACTA」の記事によると、こういうことらしいですよ。
http://facta.co.jp/article/200904023.html
NTTに出資を断られてから、ウィルコムはダッチロールを始める。ウィルコムの主力行、みずほコーポレート銀行が、3月末に期限が来るウィルコムの長期借入金の借り換え(ロールオーバー)に難色を示し始めたからだ。
「カーライルや京セラ、あるいは他企業による増資で100億円規模の資本を増強しなければ、借り換えには応じられない」と告げられたウィルコムの長期借入金は約1千億円。みずほ分は約200億円とみられるが、他行はみずほの意向次第だ。みずほはまた、「融資継続の条件として利益目標の特約条項(コベナンツ)も設定」(金融機関幹部)しており、ウィルコムの命脈は完全にみずほに握られた格好だ。
明らかにカーライルは戦略を過った。派手にウィルコム株売却打診に動いたため、みずほの疑心を買い、融資継続の条件に増資引き受けという重い代償を負わされたのだ。
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