2023.05.17
噂のナイロンフィラメントを使ってみた。素材質感、出力最適設定・課題
買ったのはコレw。
重さを測ると230gぐらい。1kgあたり4000円超えることになるので安くはない。
誰だ?Amazonのコメント欄に3Dプリンターで出力した船載せたのは?www
草刈り用としては色で太さが違うらしくこの青色は1.6mmなので1.75mmの普通のフィラメントの代わりに使えるらしい。他にももっと太いナイロンコードもあり。
最初はAmazonのコメント欄などを参考に250℃、フロー113%で出力。ベッド温度は80℃で出力しました。そしたらしたら途中でベッドからはがれました。うちの現在のステージはPEIフィルムが貼られているのですがナイロンの接着がよろしくないようです。
2回目、ベッド温度を90℃まで上げて、ベッドに固形ノリ(消え色ピット君とか)を塗りたくったらはがれなくなりましたが、油断して放置していたら盛大に絡まって失敗していた(笑)。買ってきた束を床置きして使用していたのですが、途中で絡まったみたいです。使う前に巻きなおした方がよいです。
3回目。最後まで出力成功!2回目で失敗した時にエクストルーダーから離れた部分で固まって詰まってしまったので240℃に下げましたが、240℃でも問題無く出力出来ました。
出力したのはいつものDIYレゴ・デュプロですが、端の方がラフトの上で反っちゃってる。こういう反るフィラメントはラフトじゃダメらしい。広めのブリムをつけて出力するのが良さそう。
最初250℃で、2回目240℃で出力しましたが、240℃でも温度が高すぎる?ノズルから出た後のフィラメントが発砲してる。この後、230℃に下げても問題無く出力出来ました。230℃では少し発泡減ったかな?溶け具合は良好に見えるのでもっと温度下げてもいいかも。
しかしなんで発泡するんだ?ナイロンは吸水性があるらしいが、この発砲はもしかしてフィラメントが給水されていて、含まれている水が蒸発しているとか?(完全に想像です)。
フィラメントのフローはAmazonのレビュー欄は113%って書いてあったけど計算すると119%が正解では?(直径1.75mmの設定で1.6mmなので)
質感としてはPETGよりも柔軟性が高く良い感じかも。そっちゃうのはベッド温度をこれ以上上げても完全には解決しないだろうしなぁ。。。。
(まとめ)現在の最適設定
追記
あ、ナイロンコードは色で太さが決まっているわけじゃないですね。直径1.6mmでもいろんな色があるね。
Category:【2台目】Flsun(中華)のデュアルヘッド大型3Dプリンター #3Dプリンター
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いいっすね!=13
001 [05.17 11:00]通りすがりやん:電動草刈機でよく使ってますが、3Dプリンターで使えるとはねー! 面白い実験ですなー。 ↑(4)
002 [05.17 18:45]たかぽん:発泡は、ナイロンが高温で熱分解(酸化分解)している。230℃はポリカーボネート加工で使うくらい。昔、射出成型の仕事してました。 ↑(3)
003 [05.18 08:55]ふぇちゅいん(管理人) TW★88:調べるとナイロンの加水分解温度はもっと高くて400℃とかみたい。とりあえず週末に220℃ぐらいまで下げて再チャレンジしてみる予定 ↑(2)
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