植物オワタ、トヨタ中央研究所が植物を上回るエネルギー効率7.2%の人工光合成に成功
カテゴリー:電力・エネルギー(記事数:32)

2021.04.22

植物オワタ、トヨタ中央研究所が植物を上回るエネルギー効率7.2%の人工光合成に成功

7.2%ってすごいな。この人工光合成での生産物はギ酸らしい。

お、ギ酸は燃料電池の燃料として有望らしい。水素を取り出す技術もあるらしい。ギ酸を使って25kWの電力を生みだすレンジエクステンダー搭載の電気バスの実証実験もある。通常のバッテリーの4倍のエネルギー密度とのこと。
2015年に東芝の研究所が当時としては従来よりも一桁効率の良い1.5%を達成した人工光合成を開発してニュースになっているね。
これ未来のエネルギー状況を変えるキーテクノロジーになるかもよ。

人工光合成の論文はこちら
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■ ■ ■ コメント ■ ■ ■

いいっすね!=3
001 [04.22 13:26]あいす:電極材がRuとIrでお金がかかりそう。それと、この雑誌、すごいIFの上がり方。どうなってるの?
002 [04.22 15:55]ふぇちゅいん(管理人) TW★79:なるほどね。ホントだIFが仮想通貨顔負けの上がりかたしている。Jouleってどういう意味だろう。 (1)
003 [04.22 17:19]ふぁ★1:ん?ジュールってエネルギーの単位のことやないの?そこから命名した雑誌やと感じたけど。有機化合物としてではなく電気エネルギーとして直接取り出せたらおもしろそうや。いや、でもエネルギー貯蔵物質としてはバッテリーよりも有用か。話は変わるけど創刊2年目からIF15って…。IFだけで語るべきやないけど日本の雑誌は白目やねぇ。 (2)
004 [04.22 17:25]あいす:ジュールはそのまんな、エネルギーかと。サステイナブルエナジーに関する雑誌。Cellの姉妹誌扱いの模様。サマリーからは、変換効率が悪いセルのスタック構造と電極材を見直して効率向上させたとあります。今回の論文で新しいメカニズムを見つけたのではないです。電解質にCO2を溶かし込んでおく必要がありそう。DAC(DirectAirCapture)技術が必要ですね。
005 [04.22 17:28]あいす:輸送、貯蔵を考えると、有機物の結合エネルギーに返還できることは非常に重要。石油を作る様なものなので。
006 [04.22 17:33]ふぇちゅいん(管理人) TW★79:まじか、joule=ジュールかwよめんかったw
007 [04.22 22:51]:東海の石油化学プラントや発電所から膨大なCO2出てるので、それをうまく固定化お願いします。
008 [04.22 22:55]@Enb:液体のギ酸は人体や目への悪影響が大きいみたいだけど大丈夫なのかな?まぁガソリンも同じだから平気か…。
009 [04.22 23:01]7c:ギ酸の用途がよくわからないけど、もし化学工業原料に使えるならかなり良いね。石油代替の観点で言うと、燃料としては再生可能エネとか代替品出てきつつあるけど、原料としての代替品はあまり聞いたことないし。
010 [04.23 12:22]ふぇちゅいん(管理人) TW★79:>>009 ギ酸はエタノールなどと同じ有機燃料として使うつもりかと


011 [04.24 18:42]ななしさそ★56:反応性が高いので化学工業原料に使えるし、上にある通り燃料電池への研究もされており、CO2の還元物と言う点で悪く無いと思いますよ。初期濃度がナンボか判らないので実用性と言う意味では何処まで行けるのかな?とか今後次第ですな。

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