2018.12.26
3Dプリンター用フィラメント素材「PETG」が柔軟性があって良い感じ
購入したのはこれ↓
RepRapper 1kg PETG 3Dプリンターフィラメント 1.75mm(amazon)
出力したデータは↓これです。
これまで3DプリンターのフィラメントとしてはPLAとABSのみ使ってきました。それぞれ一長一短で
PLA:冷えた後に縮まない。柔軟性が低く、バリっと割れる。200℃で印刷、高温に弱く(柔らかくなる)屋外利用には不向きな感じ。
ABS:240℃で印刷、冷えた後にえらく縮む。ヒートベッドがあっても大変。PLAよりは柔軟性があるけど、まあ硬い。
新しく買ってみた「PETG」は写真のようにほどよい柔軟性があって良い感じです。これまでプラレールのレールを出力しても、手荒に使うとレール連結部分のツメがすぐ折れてしまっていたんだよね。
↓箱に入って届きます。
↓印刷温度は210〜260℃とのこと。
↓中身、なんとなくPLAとかよりも比重が軽い気がする。
↓出力したところ。
出力条件は、Curaに初期設定がありました。それなりに有名な素材なんでしょう。初期設定は215℃でしたが、この温度だと低すぎて、層にそってはがれやすかったので、225℃にしたら良い感じで出力出来ました。まったく糸を引かない感じだったので、もう5℃上げて230℃でも良いかもしれません。
PETGはシクロヘキサンジメタノールを共重合したポリエチレンテレフタレート(PET)らしい。かなり気に入ったので今後はPETGを使うかも。
RepRapper 1kg PETG 3Dプリンターフィラメント 1.75mm(amazon)
追記:3D BEST-Qってところのも買ってみてます。
3D BEST-Q PETG 1.75mm 3Dプリンタ用 フィラメント一共通の消耗品、高精度+/- 0.03mm、高品質、正味重量1kg/リール 、7色選択可(amazon)
Category:【1台目】3Dプリンター「3Dグレコ」でイロイロDIY
■ ■ ■ コメント ■ ■ ■
いいっすね!=16
001 [12.26 14:58]wilcom:PET Gはいいですよね。私のメイン材料です。ちなみにもっと強い材料が欲しくなったら、colorfabbのHTフィラメントがオススメです。材料は米 Eastman製で通常のPETGより強度も耐熱性も高く、沸騰水につけても軟化しないので、食洗機でも洗えますよ。 ↑(3)
002 [12.27 09:01]ふぇちゅいん(管理人) TW★69:>>001 情報サンクス。買ってみたいけどHTフィラメント品切れ気味? ↑(2)
003 [12.27 15:06]wilcom@Dion:うちはオランダかどこかのcolorfabb公式から通販でまとめて買いました。国内のバラ売りは高かったので、買いませんでした。1つ忘れてましたが、プリントに必要な温度が、260度を超えていたと思うので、今のプリンタが対応しているかどうか、事前確認が必要です。ノズルやチューブが耐熱である必要があります。 ↑(2)
004 [12.27 15:06]wilcom@Dion:うちはオランダかどこかのcolorfabb公式から通販でまとめて買いました。国内のバラ売りは高かったので、買いませんでした。1つ忘れてましたが、プリントに必要な温度が、260度を超えていたと思うので、今のプリンタが対応しているかどうか、事前確認が必要です。ノズルやチューブが耐熱である必要があります。 ↑(2)
005 [12.27 17:58]ふぇちゅいん(管理人) TW★69:あー、260℃はうちのプリンターでは無理でした。残念 ↑(2)
デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でうまく印刷するためのTIPS
(1)印刷するためのコード「.gcode」ファイルはフリーソフトCuraで落ちているデータ「.stl」から作れる。
(2)Curaの設定でスタートアップコードにステージの高さをキャリブレーションするためのG29コードを追加する。
(3)ヒートベッドが搭載されていないのでABSは印刷しにくい、PLAの方が綺麗にゆがみなく出力可能。
(3)ABS樹脂でもPLA樹脂でも、ステージには「消え色ピット」をまんべんなく塗り、乾かして使用する。ゴミが溜まってきたらステージを取り外し、水につけると綺麗に取り除ける。マスキングテープをはり、その上に「消え色ピット」を塗るとステージを外して掃除する手間が省ける。
(4)ヘッドが変な動きをしたらモーターとベルトをつなぐイモネジがゆるんでいる可能性があるので締める。
(5)Initial Heightを0.2mmにするとしっかりステージに印刷するオブジェクトが固定される。
(6)印刷前にgcodeファイルをRepetier-Hostなどで確認すると良い、ポイントはきちんとステージに設置しているか、Brimは十分かなど。
ありとあらゆるノウハウがあるのでこのページに書かれている事を最初から最後まで熟読すると良い。
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