2021.07.04
自宅オフグリッドソーラー実績(100Wパネル1枚で月100円程度の電気代節約になっている)
先週の実データです。俺以外にはたいへん分かりにくいグラフですが、たとえば日曜日(6/27)は朝7:50〜昼12:40の間、ソーラー発電電力を使って100W機器を動作させている事を表しています。
一日中晴れだった日には20Wポンプをソーラーパネル電力で9時間駆動、すなわち180Wh発電。電力会社の電力は1kWh=30円ぐらいなので、1日で5.4円の電力をまかなえています。単純計算だと1か月150円ぐらいの計算だけど曇りの日もあるだろうから1か月100円の電力を節約出来ている計算でしょうか。
システムとしてはこんな感じ。
バッテリーの両極の電圧が12.7V以上になるとインバーターの電源がONになり、100Vが供給されます。100Vの先には20Wの水槽用ポンプが接続。100V部分は自動切換えになっておりインバーターからソーラー電力が供給されていない時は通常の電力会社の電力が供給されます。
結果としてソーラー電力を100Vとして利用出来ているのは昼間のみ。これじゃバッテリーいらないんじゃ(汗)と思いますが、下記の記事で分かるように
ピーク時(10-14時)70W出力しているとはいえ、昼間のうちソーラーパネルからの出力が30W切った後はバッテリーに蓄えられた電力を使ってインバーターを駆動しており、結果として朝8時〜夕方5時にソーラー電力を使えている感じで意味はあるのかと。
このデータを取得するRaspberry Piやインバーターへの電力供給可否を切り替えるリレーの電力は24時間ソーラーパネルからの電力で賄えていますが、おそらく合わせても1Wも無いはず。
計算すると、天気の良い日はインバーターに270Wh程度は供給しており、もともと1日の発電量は最大で300Whと考えていたので悪くない量の電力が供給されていると思います。
残念なのはインバーターに供給された270Whのうち、100V電力として活用出来ているのは180Wh程度であることかな。インバーターでの12V→100V変換と100V切り替え器合わせて10W程度ロスするんだよね。
パネルを2枚に増やすとぎりぎり24時間運用出来るのかな?パネルを増やすのは来年かな?今年はパネル1枚で色々とデータをとって検討するかも。
他に今後検討するポイントとして
があります。11.7Vまで使うのはバッテリーの寿命を考えてどうなのか?
ちなみに前回までは12V以上でON、11.5V以下でOFFにしていましたが、インバーターに電力供給開始するとおよそ0.8V程度電圧低下するので、前回までの設定だと、電源ON→電源OFFを高速で切り返してえらいことになるので現在の設定になっています。これでもまだ不安なので遅延リレーを設置予定。この遅延リレーも電力食うんだろうな。。。。
当初は「バッテリーに十分電力がたまるとインバーターON」のつもりでしたが、結果的には「ソーラーパネルからの電力供給が多くなった時にON」になっています。でもこれはどうしようもないかも。。。
鉛蓄電池は「1週間に一度フル充電すると良い」みたいな話も聞くし、「13V以上でON」「12V以下でOFF」とかでも良いかも。
Category:#DIYオフグリッドソーラー
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いいっすね!
001 [07.04 20:10]ぽな@Biglobe:ディープサイクルでも12vまでとはよく聞きます。長持ちするそうで。 ↑
002 [07.04 20:13]hoge@EM:やっぱ昇圧せずにモバイルバッテリー充電したほうがいいんじゃないかね。 ↑
003 [07.05 01:14]Asya@Enb:バッテリーかまさないと出力が不安定になって瞬電や機器故障の原因になるのでは ↑
004 [07.05 07:13]すきやき★62:防災設備が平時もある程度ペイバックしてくれると思うならアリですね。 ↑
005 [07.05 10:53]ふぇちゅいん(管理人) TW★80:>>004そこ重要だと思う。理想をいえば月額500円バックぐらいまで持っていきたいなぁ‥… ↑
006 [07.05 12:44]ニンニクキンニク@Biglobe:回収できなそう ↑
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