2021.12.14
自家製グリーンリモンチェッロがうますぎてヤバいよヤバイよ。作製工程詳細
出来ました。マジでうまい。アルコール度数50%なのに口当たりが良すぎる。
しかしDIY的に飲用可能な96%アルコールで色々な成分を抽出するって工程はなかなか興味深いな。アルコール濃度96%のスピリタスってのはDIYのフロンティアかもしれない。青かびからペニシリン抽出する時だって油の代わりにアルコールの方が後々の工程が楽かもしれない。何せ濃縮が容易だしね。
前回↓の続きです。
結局、作り方としては綺麗に洗った後、緑色の部分のみを96%スピリタスに常温で1週間漬け込み、ろ過して皮を除去、そこに砂糖300gを溶かした500mLの水に注いで常温で1週間待って完成としました。合計1リットル
↓レモンの皮を皮むき器でむきます。白い部分は苦みがあるらしく、なるべく入れない方が良いとのこと
↓スピリタスを注いだ直後、すでにちょっと緑色が出ている気がします。
↓残りの果肉部分は輪切りにして冷凍保存。砂糖漬けにして果肉も全部食べられるし、砂糖漬けにした時の液体部分は美味しいレモンジュースになります。また鍋をする時に大活躍。つかレモンってそのまま水炊きとかにぶち込んでレモン鍋にするの美味しいかも、レモンも全部食えるw。
↓3日後です。かなりスピリタスが緑色になってきました。
↓1週間後です。レモンの緑色がすっかり液体に移っていて、皮は白くなってます。
↓緑色になったスピリタスに等量の砂糖水を注ぎます。レモンの皮から溶け出した油分が溶けなくなり白濁していくらしい。
↓この状態で常温で1週間寝かして出来上がり。
↓もともとスピリタスが入っていた瓶も使って保管します。出来上がりが2倍の体積になっているので入らない分はダイソーに売っていたガラス容器(フタもガラスで密閉性が高そうなやつ)も使って保管します。
↓アルコール度数50%なので冷凍庫でも凍りません。冷凍庫で2年とか余裕で風味が保たれるらしい。
↓作った直後はすごく緑なのですが
↓なんか冷凍庫の中に保管して1か月ぐらい経過して、すこし黄色になってきた????。そのうち普通のリモンチェッロのように黄色になっちゃうのかもしれません。
液体自体がマイナス20℃なので、氷を入れたりすると飲んでいる間にグラスの周りが凍り付きます。
もしかして皮の部分の風味とか成分とか、緑のレモンよりも長く木にぶら下がっていた黄色になったレモンの方が多かったりする????
とにかくウマいです。すぐに無くなっちゃいそうなので、現在2ロット目を製造中。今年はレモンが合計25個ぐらいなりました。
無農薬の国産レモンはAmazonとかで1kg1000円〜2000円とかで買えるよ
今だけかもしれない。
レモンはこの時期に収穫して冷凍しておく方が春まで木にぶらさげておくよりもおいしく食べられるのかな?
Category:#パパの適当料理
Keyword:リモンチェッロ/5
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■ ■ ■ コメント ■ ■ ■
いいっすね!=14
001 [12.14 21:04]rico:製造工程面白いですねー。 アルコール濃度が下がって精油成分が白濁するんですねー。 アブサンとかラクと一緒ですね。 それだけちゃんとレモン風味が出てるんですねー。 緑が黄色に。。。 リモンチェッロもそうなのかな??? 果肉は是非瓦そばで食べてくださいー。笑 ↑(3)
002 [12.14 22:13]ななしさそ★59:いや、緑色がクロロフィルで黄色はキサントフィルかと。で、前者は色素としてかなりのモノですが、キサントフィルは色が弱いので。まんま紅葉の黄色の原理かと。キサントフィルは油溶性なのでアルコールには良く溶けるでしょうし。 ↑(4)
003 [12.15 08:58]こっちのが@Nuro:安いことは分かったwww.amazon.co.jp/dp/B004WYVQWG ↑(1)
004 [12.15 22:16]ふぇちゅいん(管理人) TW★82:>>002ん?緑色が化学変化で黄色くなるんけじゃないんだね ↑(2)
リモンチェッロ
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