2016.11.29
デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でブタの貯金箱印刷するものの小さすぎた
色々な色や種類のフィラメントを買いまくりたいのに今年の物欲予算を使い切っていて買えないのが悲しい。
今日の作品はこちら
データは↓
設定は↓ちょっと時間が無かったのもあってLayer Heightは0.3mmと粗めに設定、あとで少し後悔。あと実際は10cm四方ぐらいの大きさなんだけど、少しだけケチってCuraの機能で80%に縮小して8cm四方にしてます。
↓イモネジをしっかり締めてからというもの極めて安定して動作、内部にガッツリとサポート材を立てていきます。サポート材を「ZigZag」にすると内部のサポート材が芋づる式に引き出せて便利です。
↓完成!
↓アップしたところ。う〜ん、複雑な形のものはLayer Heigh=0.3mmだと美しくないね。0.1mmで印刷すれば良かった。しかし0.1mm設定だと所要時間予想が4時間→8時間になったんだよね。0.3mm設定でも削ると綺麗になりそうだけど、手持ちのルーターにつける金属ブラシとか、紙ヤスリとかじゃあ綺麗に削れなかった。削るのも良いけど何か同色、同材質で粘性のある接着剤みたいなので表面をまんべんなく塗ってやるのも良いかも。
↓裏側は綺麗にサポート材を剥がせないのでそれなりに汚いです。
↓大失敗、80%にしたせいで、1円玉がギリギリ入る程度の大きさになってしまいましたw
なかなかこのブタの貯金箱可愛いので、クオリティを0.1mmにして、100%サイズで再印刷してみたいと思います。
Category:【1台目】3Dプリンター「3Dグレコ」でイロイロDIY
■ ■ ■ コメント ■ ■ ■
いいっすね!=23
001 [11.29 16:08]Dcd★50:家の合鍵とかも作れそう ↑(4)
002 [11.30 03:25]匿名さん@Dion:リューターに金属ブラシや紙やすりじゃなくて、バフに研磨剤で磨いてみては? ↑(3)
003 [11.30 03:45]Sweet@NetHine:表面をざっくり慣らしたいなら、アセトンのような溶剤で表面を一層溶かすか、サフェーサーで段差を埋めるか、ハイデンタルパッド(商品名)のようなナイロン不織布に研磨剤を絡ませたようなポイントが便利です。ただし角や平面を出したい場合には不向きですが。 ↑(3)
004 [11.30 09:12]ふぇちゅいん(管理人) TW★61:アセトンやってみようかな ↑(3)
006 [11.30 20:34]Sweet@NetHine:>>004 ネットで見る限り、アセトンの蒸気で満たした容器内で処理するみたいですね。あとABSでしか使えない手法のようです。換気に気をつけて。 ↑(4)
007 [12.01 17:53]WILCOM:冬のアセトンは静電気で発火するので気をつけてくださいね。 ↑(4)
デルタ型3Dプリンター「3Dグレコ」でうまく印刷するためのTIPS
(1)印刷するためのコード「.gcode」ファイルはフリーソフトCuraで落ちているデータ「.stl」から作れる。
(2)Curaの設定でスタートアップコードにステージの高さをキャリブレーションするためのG29コードを追加する。
(3)ヒートベッドが搭載されていないのでABSは印刷しにくい、PLAの方が綺麗にゆがみなく出力可能。
(3)ABS樹脂でもPLA樹脂でも、ステージには「消え色ピット」をまんべんなく塗り、乾かして使用する。ゴミが溜まってきたらステージを取り外し、水につけると綺麗に取り除ける。マスキングテープをはり、その上に「消え色ピット」を塗るとステージを外して掃除する手間が省ける。
(4)ヘッドが変な動きをしたらモーターとベルトをつなぐイモネジがゆるんでいる可能性があるので締める。
(5)Initial Heightを0.2mmにするとしっかりステージに印刷するオブジェクトが固定される。
(6)印刷前にgcodeファイルをRepetier-Hostなどで確認すると良い、ポイントはきちんとステージに設置しているか、Brimは十分かなど。
ありとあらゆるノウハウがあるのでこのページに書かれている事を最初から最後まで熟読すると良い。
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